高齢者運転免許更新、認知テスト受けた

昨日、冷たい小雨と強風の中、電動アシスト自転車飛ばして約20分、北海道自動車学校に行ってきた。5月に切れる自動車免許の更新の前提となる認知テストと講習を受けるため。結果、「認知症の恐れがある」基準には該当せず、のお墨付きをもらった。自分では100点満点の出来栄えだったが点数は教えぬらしい。なあんだ。

 ひと組16枚の絵を見せ、別のダミーの問題を挟んで何の絵が書いてあったかを文字で書かせる。前々日、ネットで模擬テスト(本番と同じ出題)をやってみたら、半分くらいしか書けない。慌てて特訓に取り組んだ。

 16枚ひと組はABCDの4パターンあり、当日どのパターンがでるかわからないので16✖️4=64枚の絵を頭に叩き込んだ。そのプロセスを公開しよう。また3年後に免許更新する可能性のたかい自分自身のためにも。

Aパターンの16枚の絵はこれだ。image.jpg


あとで、上手な覚え方の動画を見たら16枚の絵を使ってストーリーを作ることを推奨していたが、ぼくは並んでいる絵を隣同士2枚ずつ関連づけて1つのチャンク(かたまり)にすることにした。❶オルガンを弾いているとドカーンと大砲の音が鳴りびっくり❷ライオンの背中にてんとう虫が乗って楽チン楽チン❸耳でラジオを聴いている❹タケノコをフライパンで炒める❺物差しでオートバイの長さを測る❻庭にバラが咲いており、そばを鶏が行ったり来たり❼スカートを履いたベッピンさんがブドウを食べている❽引っ越しだ。ペンチでベッドを分解

認知テストの傾向と対策を教えてくれるネットのサイトによると4つのパターンの絵が並ぶ順番は決まっている。❶武器❷楽器❸昆虫❹動物❺人間の体の部位❻電気製品❼野菜❽台所用品❾文房具➓乗り物11鳥12花13果物14衣服15工具16家具
これを字で書いて並べると以下になる。この順序に当てはめて、B,C.Dパターンの絵を整理して記憶した。大成功!

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 出てくる順番を固定すれば、残りの3パターンも覚えやすい。といってもぼくは15日の午後と16日の朝合わせて断続的にトレーニングしてやっと64枚をパターンごとに武器→家具まで頭の中で整列させることができるようになった。

17日の本番テストでは刀(武器)から始まるDパターンが出題された。16枚を順に見せたあと、短期記憶を消させるため、別の出題(採点されない)を挟んでノーヒントで16枚の一般名詞を書かせる(制限時間3分、順番の指定なし)。次にまたダミーの問題を挟んで、今度は「野菜は?」「動物は?」とヒントを出して16問。

最後に、見当識の問題。❶今年は何年?(元号でも西暦でも可)❷今日は何月何日?❸何曜日?❹今何時何分?(12時半に解答開始の時腕時計を外させる)
❹の解答欄には12時45分と記入したが実際には55分ごろだった。30分以内の誤差は正解らしい。

 認知テストの後は視力検査。静態視力検査、動体視力は問題ないが、夜間視力はちょっと弱いという結果。視野は優れているそう。

最後に練習コースに出てオートマ車に乗り横に教官。20分ほど乗って指導を受けた。マイカーやめてときどきレンタカーやカーシェア車を乗るだけというと、「その割には、スムーズ。特に問題はない」とのこと。ただ、段差乗り上げー後進右折ー発進の時、左側車線に入るのが遅れ、ちょっと右側車線を走行したことになった。教官から「逆になる」と指摘を受けた。後進から前進に移る時、左右の感覚が鈍ったから、と自己分析。注意しよう。

テストは正午から始まり、全てが終わったのは4時。帰りも電動アシスト自転車で帰るとドッと疲れが出た。この日支払った費用は〆て7500円でした。

以上が認知症テスト。100点満点の自信あり

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