インディアン水車

12月1日の胆振(いぶり)地方バス日帰りツアー🚌の訪問地に石狩川水系千歳川のインディアン水車があった。秋鮭遡上の最終盤。水車で採捕した毎日一定量のオスとメス(メス1対オス2の割合)を10キロ上流の孵化場に運び受精させている。

インディアン水車に夕刻に来てみると、この日の孵化用採捕がすでにおわり、剰余分を水産加工業者のトラックに引き渡す作業が続いていた。
IMG_0900.jpg▲インディアン水車(左)のそばで加工用の魚体を水揚げする作業が夕刻まで続く。その下流には、上流を目指す秋サケたちがインディアン水車通過を待つ=12月1日
千歳川の水は石狩川を経て日本海に注ぐ。その日本海海区だけでなくオホーツク海区、太平洋海区とも豊漁。このインディアン水車の採捕数は12月末までに58万匹に上るらしい。これらは全て、水車下流側の橋にいたボランティア説明員さんからの情報。

さらに昨日の道新を切り抜きしていたら、格好の記事がありました。資源の回復の理由は、来遊の中心となる4年魚が海に出た2019年春の海水温が8〜13度の適温だったためと書かれていた。
IMG_2599.jpg▲北海道新聞12月2日付け

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