議長たらずんば

 きょうは新聞休刊日だと、10階から1階のポストに下りてから気づく。昨日の毎日を切り抜きながら2面コラム「「風知草」を読む。立憲民主党の泉氏が代表質問で、細田衆院議長を何度も振り返り、無通告で旧統一教会との関係を質したり、にらみつけたのは「国会の伝統に従えば無作法である」と筆者は断じた。

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「君、君たらずんば臣、臣たらず」という言葉がある。三権の長の一角を占める国会議長が、「反社会的」といま強く指弾を浴びる団体と深い関係があったことが露呈した。

 にも拘らず「伝統」にしたがわず誠実な説明をせぬ衆院議長。議長たらずんば、議員も議員たらず、だとぼくは考える。国民に成り代わって追及すべし。国権の最高機関である立法府を軽視する行政府。

 自らケジメをつけぬ立法府の長。どっちもどっちだ。

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