国葬許せば現憲法無視を追認
今朝(9月6日)毎日新聞特集ワイドに法学者内田博文さんのインタビュー記事。岸田内閣の国葬強行の裏に改憲の狙いがある、と警告する。
ぼくは、このブログでも何度も安倍晋三氏の国葬には絶対反対であることを書いてきた。❶国葬そのものが民主国家にふさわしくない❷安倍晋三元総理はぞの長期の在任中、自分の岩盤支持層優先の政治を続け、国民の心を真っ二つに分断した。自民党を保守党から極右政党に変質させたーを主な理由に挙げた。
▲毎日新聞9月6日朝刊(札幌地区)。
内田さんは言う。「日本国憲法がうたう国民主権、法の下の平等原則に照らせば、国葬は命の順位づけにつながる行事」「国葬を決めた政治プロセスはまさに時の政権の意のままだったと指摘せざるを得ない。要するに緊急事態条項の先取りとでもいうような行政独走の閣議決定だった。まるで、憲法はすでに改正されているかのように」
結びのパラグラフ。
安倍氏の国葬を許すことは、安倍氏が構築した現憲法無視の決定プロセスを追認することにつながる。国葬問題について賛成か反対かという入り口の議論にとどまることなく、政治の意図を知ること、そしてそれが日本国憲法の諸原則に照らしてどうかを検討するjことが重要。その上で国民が主権者として、『これはおかしい』と声を上げることが、誤った政治の決定を修正する力となる」
全くその通りだと思う。例えばSNSのFacebook。
ぼくは、自分がいまやっていること、大学での受け持っている講義、受けている日本語教員養成講座、趣味の釣り、河川敷でやる野球やラグビーのまね事、鈴虫飼育、草花の話、なんでも書く。それだけでなく戦争と平和を含む日本や国際政治について、経済について。みな自分と自分の子や孫の将来に直結する大切なことだから。
でも、ぼくのFacebook 友達の大半は、身辺雑記には饒舌なのに、ウクライナで何が起ころうと、国民主権を踏みにじる理不尽な国葬がおこなわれようとしていても、そんなことについては、まったく書かない。政治のことを書くと自分と自分の家族の身に危険が及ぶと思い込んでいるかようにも見える。
自分のビジネス、趣味、ペットなどを書くだけ。ウクライナに、国葬に関心がないのか。あっても書かないのか。国政についてなにもいわず、自分の世界に閉じこもり、選挙があれば支持投票してくれるか、寝てくれる(投票に行かない)。政府与党にすべて丸投げ白紙委任状、為政者にとってこんなありがたい存在はいない。
趣味もペットも政治も戦争も、すべて自分と、自分のかわいい子や孫の将来と直結することに気づいてほしい。
内田博文氏は1946年大阪府生まれ。九州大学名誉教授。現在、国立ハンセン病資料館館長。
ぼくは、このブログでも何度も安倍晋三氏の国葬には絶対反対であることを書いてきた。❶国葬そのものが民主国家にふさわしくない❷安倍晋三元総理はぞの長期の在任中、自分の岩盤支持層優先の政治を続け、国民の心を真っ二つに分断した。自民党を保守党から極右政党に変質させたーを主な理由に挙げた。
▲毎日新聞9月6日朝刊(札幌地区)。
内田さんは言う。「日本国憲法がうたう国民主権、法の下の平等原則に照らせば、国葬は命の順位づけにつながる行事」「国葬を決めた政治プロセスはまさに時の政権の意のままだったと指摘せざるを得ない。要するに緊急事態条項の先取りとでもいうような行政独走の閣議決定だった。まるで、憲法はすでに改正されているかのように」
結びのパラグラフ。
安倍氏の国葬を許すことは、安倍氏が構築した現憲法無視の決定プロセスを追認することにつながる。国葬問題について賛成か反対かという入り口の議論にとどまることなく、政治の意図を知ること、そしてそれが日本国憲法の諸原則に照らしてどうかを検討するjことが重要。その上で国民が主権者として、『これはおかしい』と声を上げることが、誤った政治の決定を修正する力となる」
全くその通りだと思う。例えばSNSのFacebook。
ぼくは、自分がいまやっていること、大学での受け持っている講義、受けている日本語教員養成講座、趣味の釣り、河川敷でやる野球やラグビーのまね事、鈴虫飼育、草花の話、なんでも書く。それだけでなく戦争と平和を含む日本や国際政治について、経済について。みな自分と自分の子や孫の将来に直結する大切なことだから。
でも、ぼくのFacebook 友達の大半は、身辺雑記には饒舌なのに、ウクライナで何が起ころうと、国民主権を踏みにじる理不尽な国葬がおこなわれようとしていても、そんなことについては、まったく書かない。政治のことを書くと自分と自分の家族の身に危険が及ぶと思い込んでいるかようにも見える。
自分のビジネス、趣味、ペットなどを書くだけ。ウクライナに、国葬に関心がないのか。あっても書かないのか。国政についてなにもいわず、自分の世界に閉じこもり、選挙があれば支持投票してくれるか、寝てくれる(投票に行かない)。政府与党にすべて丸投げ白紙委任状、為政者にとってこんなありがたい存在はいない。
趣味もペットも政治も戦争も、すべて自分と、自分のかわいい子や孫の将来と直結することに気づいてほしい。
内田博文氏は1946年大阪府生まれ。九州大学名誉教授。現在、国立ハンセン病資料館館長。
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