大谷翔平クン、お楽しみはこのへんで
プロ野球交流戦が昨日から始まった。阪神の藤浪が10回を無失点に抑え、福留のサヨナラ2ランを引き出した。藤浪投手は着実に進化している。 ところで大谷君。もうそろそろ、お楽しみ=二刀流は卒業しないか。投手一本に集中し、ウォーミングアップ、クーリングダウンぐらいのつもりで打撃を楽しんでほしい。
▲これはモンゴルから帰国した2013年5月、初めて札幌ドームの公式戦で大谷を見たとき、キタが撮った写真です
きのうラジオでヤクリトー北海道日ハム第2回戦を聞いていたら。アナウンサーが、試合前の打撃練習で大谷が神宮のバックスクリーンにぽんぽんとアーチをかけていて、そのセンスと力に舌をまいた、ふうなことを紹介していた。
たしかに、打撃1本でやれば、とてつもないシュアなロングヒッターになるかもしれない。打撃センスにおいては中田を凌ぐことを、そばにいて中田が感じているだろう。
しかし、投手としての魅力は打撃の可能性どころでない。コントロールを利かして165キロを投げ込むなんて、そんな選手は100年間に1人かもしれない。
そのためには、やはり、心身とも「投手用」に鍛えて鍛えて、磨き上げていかなければ、そこへの到達は不可能だろう。しかも、「鉄は熱いうちに打て」。いま若いうちにその基礎をつくらなければ、30過ぎてから投手に専念しても、ときすでに遅し。
ゴルフの世界に「Drive for Show, Putt for Dough」という言葉がある。和製英語にすれば、ドライバー・イズ・ショー、パット・イズ・マネーというやつ。 dough(発音はドウ)は「現ナマ」の意。
大谷君に当てはめれば、バット・イズ・ショ―。それも試合前のフリーバッティング程度。ピッチ・イズ・ドリーム。大谷君本人だけでなく、日本の野球ファンみんなの夢だと思う。
いくら、試合前のフリーバッティングでバックスクリーンにぽんぽんとほおりこんでも、試合で、必死に向かってくる相手の一流投手がそんな簡単に打たせてくれない。プロの意地にかけて。
きのう、解説の山崎さん(元中日、楽天など)さんも言っていた。「1シーズン20本ホームランを打つ選手はざらにいるが、20勝はざらにはいない」。
大谷とプロ野球の将来を本気で考える人間で、大谷がこのままの二刀流でよい、と言ってる人はいないのではないか。
最後にもう一度いう。
大谷君、お楽しみの時間はもう切り上げよう。
▲これはモンゴルから帰国した2013年5月、初めて札幌ドームの公式戦で大谷を見たとき、キタが撮った写真です
きのうラジオでヤクリトー北海道日ハム第2回戦を聞いていたら。アナウンサーが、試合前の打撃練習で大谷が神宮のバックスクリーンにぽんぽんとアーチをかけていて、そのセンスと力に舌をまいた、ふうなことを紹介していた。
たしかに、打撃1本でやれば、とてつもないシュアなロングヒッターになるかもしれない。打撃センスにおいては中田を凌ぐことを、そばにいて中田が感じているだろう。
しかし、投手としての魅力は打撃の可能性どころでない。コントロールを利かして165キロを投げ込むなんて、そんな選手は100年間に1人かもしれない。
そのためには、やはり、心身とも「投手用」に鍛えて鍛えて、磨き上げていかなければ、そこへの到達は不可能だろう。しかも、「鉄は熱いうちに打て」。いま若いうちにその基礎をつくらなければ、30過ぎてから投手に専念しても、ときすでに遅し。
ゴルフの世界に「Drive for Show, Putt for Dough」という言葉がある。和製英語にすれば、ドライバー・イズ・ショー、パット・イズ・マネーというやつ。 dough(発音はドウ)は「現ナマ」の意。
大谷君に当てはめれば、バット・イズ・ショ―。それも試合前のフリーバッティング程度。ピッチ・イズ・ドリーム。大谷君本人だけでなく、日本の野球ファンみんなの夢だと思う。
いくら、試合前のフリーバッティングでバックスクリーンにぽんぽんとほおりこんでも、試合で、必死に向かってくる相手の一流投手がそんな簡単に打たせてくれない。プロの意地にかけて。
きのう、解説の山崎さん(元中日、楽天など)さんも言っていた。「1シーズン20本ホームランを打つ選手はざらにいるが、20勝はざらにはいない」。
大谷とプロ野球の将来を本気で考える人間で、大谷がこのままの二刀流でよい、と言ってる人はいないのではないか。
最後にもう一度いう。
大谷君、お楽しみの時間はもう切り上げよう。
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